初めての一人暮らしをすることが決まって、多くの人が最初に直面するのが「不動産屋に行く」という経験です。

不動産屋ってよく見かけるけど、勝手に入っていいの?
何するところなの?
このように漠然とした悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?
何をするか分からないから不安は大きくなっていきます。ということは、大まかな流れや準備することなどを知っておけばその不安はだいぶ小さなものになるはずです。
私はこれまで単身で5回のお部屋探しを経験してきましたが、初めて不動産屋に入るときは緊張したのを覚えています。この記事では、初めて不動産屋を訪れる人が安心できるように、基本の流れや準備しておくと良いことをまとめました。
不動産屋へ行く前にやっておくこと
初めて不動産屋に行くときって緊張しますよね。街の不動産屋はいきなり入っても大丈夫なところですが、前もって準備をしておくとスムーズにお部屋探しが進みます。
- 住みたい部屋の条件をあらかじめ決めておく
- 必要物品をもっていく
- 予約を入れておく
以上のことを事前にやっておくと、心に余裕をもって店に入ることができますし、入店後に担当者が対応してくれるので待ち時間もないでしょう。
それでは、不動産屋に行く前にやっておくと良いことを解説していきます。
住みたい部屋の条件を決めておく
最近では不動産ポータルサイトで日本中のお部屋を探すことができます。条件による絞り込みもできますので、ポータルサイト内で条件に合ったお部屋を探してみましょう。
ポータルサイト内の条件の絞り込みの項目を見ていると、自分では気づいていなかった条件も出てくると思います。そして希望条件をどんどん追加していくとヒットする部屋が0件、なんてこともよくあります。しかし希望条件を変えながら検索していく過程で、自分にとっての優先順位も分かってくることでしょう。
ポータルサイト内で希望のお部屋が見つからなかったとしても、その過程で考えた自分にとって譲れない条件などが見えてくると思います。自分の希望条件や優先順位を整理しておきましょう。
持ち物を確認する
不動産屋に行くときには持って行ったほうが良いものがあります。それがコチラ!
- スマートフォン(カメラ)
- メジャー(3m以上が望ましい)
- 筆記用具、メモ帳
- 印鑑
- 身分証明書

メジャー?印鑑?
何に使うの?
不動産屋に行くと、気になる物件の内見に行ったり、条件が合えばその日のうちにお部屋の申し込みをすることがあります。メジャーや筆記用具は内見の時にあると便利です。そして印鑑や身分署名書は申し込みを行う際に必要になります。内見や申し込みは後日となる場合もありますが、備えあれば患いなしで、準備をしていくとよいでしょう。
予約を入れる
不動産屋に行くときは、予約を入れておくとスムーズにお部屋探しを始めることができるでしょう。予約なしで入っても問題はないですが、2~3月の繁忙期などはお客さんも多く、対応してくれるまでに時間がかかることがあります。
私は予約を取らずに店が忙しい時に入店したことがありますが、入店してもすぐには対応してもらえず、入り口でキョロキョロして緊張してしまったことがあります。初めて不動産屋に行くときはただでさえ緊張するものなので、予約を入れておくことをおすすめします。

入店後、すぐに対応してもらえるのは安心だね!
不動産屋に行ってからの流れ
不動産屋に来店後、どのような流れで契約まで進んでいくのか気になりますよね。
大まかな流れは以下の通りです。
- 希望条件に合ったお部屋を不動産屋が何件か紹介
- 気になったお部屋をいくつか内見
- 部屋を決めて申し込む
- 審査に通れば契約
申し込みまでは1日で終わらせることもありますし、数日かけて行うこともあります。一日で終わらせる場合は、内見の数にもよりますが2時間程度を考えておくと良いでしょう。審査には1週間程度かかります。契約時はもう一度不動産屋に行くか、遠方であれば契約書を郵送でやり取りすることもあります。
それでは不動産屋に行ってからの流れを詳しく解説します。
物件の提案を受ける
希望のお部屋の条件を担当者に伝えると、条件に合った部屋をいくつか紹介してもらえます。事前に自分で調べた中で気になるお部屋があれば先に伝えておきましょう。

希望の部屋はすぐに見つかるものなの?
希望に合うお部屋がなかなか見つからないこともあります。そのため希望条件に優先順位をつけておくと良いでしょう。担当者もいろいろ提案してくれるので相談しながら候補を絞っていきます。
候補の部屋が2,3件に絞られればそこから内見をしていきます。
内見をする

ないけん・・・?初めて聞く言葉だけど・・・?
内見とは担当者と一緒に実際に候補の部屋に行って部屋の中を見ることをいいます。部屋の大きさや設備などを確認することができます。
内見についてはこちらの記事もご覧ください
ちなみに内見時、担当の方が「この部屋は大家さんがいい人でねー」などいろいろな情報を教えてくれることがあるのでしっかりチェックしておきましょう。
部屋を決めて申し込む
住みたい部屋が決まったら申し込みを行います。内見が終わって不動産屋に戻る時点で、部屋が決まればその日のうちに申し込みも行えます。

色々な部屋を見たから、もう少しゆっくり考えたいな。
内見後、持ち帰ってじっくり考えたいと思えば後日申し込むことも可能です。しかし2~3月の繁忙期などは、すぐに部屋が埋まってしまうこともあります。気に入った部屋が決まったら、早めに申し込みを行いましょう。
申込書に記入後、審査があります。審査には1週間程度かかりますので結果を待ちます。
契約する
審査が通れば契約することができます。契約書の説明を受け、署名等を行います。契約の際に初期費用の支払いもあるため、忘れずに準備していきましょう。金額などは事前に不動産屋に確認しておきましょう。

この時に初期費用もいるんだね。しっかり準備しておこう。
こちらもチェック→初めての一人暮らしでかかる費用
まとめ
初めて不動産屋に足を踏み入れるときは緊張するものですが、契約までの大まかな流れを知っておくことで心に余裕をもってお部屋探しができると思います。納得のいくお部屋が見つけられるよう、事前準備をしっかりしておきましょう。
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