就職や転職などで初めての一人暮らしをする時、どれくらいの費用がかかるのか不安になることがありますよね。理想のアパートに住み、家具家電も欲しいものを買い、小物もこだわって…など理想を描いていても、お金が足りなかった!となると大変です。
私は大学生から単身の引っ越しを5回経験しており、引っ越し時の出費の多さに毎回驚いています。
初めての一人暮らしの時には、
- 家具、家電・・・15~20万
- 引っ越し代金
- アパートの初期費用・・・家賃の3~5か月分
- 入居初月と翌月の家賃
以上のような費用が必要になってきます。もし家賃が6万円のところに住み、家具家電も1から揃える場合40~60万円+引っ越し費用くらいを考えておきましょう。
実際に費用を把握しておくことで、前もって準備ができたり、家具、家電、家賃の予算を考えることができるようになると思います。
一人暮らしを始めるときは意外とお金がかかる
一人暮らしをしようとすると、何かとお金がかかります。新しい生活の基盤を整えるために準備するものや、引っ越しの費用、新しいアパートの初期費用など、想像していたよりも多い出費に驚く人もいるかもしれません。
主にかかるお金といえば、
- 家具、家電
- 生活用品
- 引っ越し代金
- アパートの初期費用
などがあげられます。
入居までに必要な費用になりますので、事前の準備が必要です。
家具・家電ってどれくらいかかるの?
初めて一人暮らしをする場合、新しく買い揃えるものがたくさんあります。
今まで家族で共有して使っていた冷蔵庫や電子レンジ、炊飯器、ガスコンロや洗濯機などは一人暮らしを始めるタイミングでそろえる必要があります。テーブルやカーテンなども必要です。それに加えて照明器具やエアコンなど、物件によってはついていないものもあるので、それらも買い揃える必要があります。
単身用で機能なども最低限でよければある程度値段は抑えることができます。家電量販店では一人暮らしに必要な家電がセットになって売っていることもあります。
安いものであれば15から20万円で一式そろえることもできます。
引越し費用はどのくらい?
引越しの費用は時期によって大きく変わります。
3月や4月の移動の多い時期は、引っ越し業者にとっては繁忙期です。費用が高くなるだけでなく、希望の日時に引っ越し業者が空いていないこともあります。
引っ越しが決まったら早めに無料見積サイトなどで見積をとってみましょう。
訪問見積もりで実際の荷物の量を確認してもらうとよいかもしれません。何社か見積もりを取って納得のいく価格で決めましょう。
アパートの初期費用って何?
アパートを借りるにあたって、初期費用が必要になってきます。
初期費用とは主に、敷金、礼金、保証料、仲介手数料、火災保険料、家賃などがあげられます。
敷金とは
敷金とは、退去時の清掃費用や原状回復のために必要な費用のことです。
退去時に必要になる費用を事前に預けておくイメージです。退去時の原状回復に預けた以上のお金がかかってしまったら、退去時に追加請求されます。逆に、預けたお金以下で清掃や原状回復ができた場合は、お金が返ってくることもあります。
敷金の相場は大体家賃の1~2か月分くらいを考えておきましょう。
礼金とは
礼金とは、管理会社や大家さんに払うお金のことです。
礼金という名前なので、「気持ち」のような気もしますが、相場は決まっており払わなければならないことがほとんどです。
礼金の相場は家賃1か月分くらいをみておくとよいでしょう。
保証料とは
保証料とは保証会社に払うお金になります。
万が一家賃が払えなくなった時などに、貸主に対して変わりに賃料を払ってくれます。しかし、その後保証会社から請求がくるので、結局は保証会社に家賃を払う必要があります。保証会社に一時的に費用を負担してもらった分、一か月分の家賃よりも多く支払わなければならなくなる場合もあるので、家賃の滞納はしないようにしましょう。
保証料の相場としては家賃の0.5~1か月分くらいです。
仲介手数料
仲介手数料とは不動産会社に払うお金になります。
アパートを決めるときは、不動産会社の人が部屋の紹介をしてくれたり大家さんとのやり取りや書類の作成をしてくれたりと様々な手続きを行ってくれます。その手数料として払うのが仲介手数料です。
仲介手数料は家賃1か月分+消費税が上限になっていますので準備しておきましょう。
火災保険料とは
火災保険料とはその名の通り、火災などのさいに必要となるものです。
入居中のもしもに備えて必ず入るようにしましょう。
火災保険は1年更新や2年更新など種類がありますが、部屋の契約時に提示されることが多いです。
保険料は1万円から2万円くらいを考えておくとよいでしょう。
家賃は前払い
家賃は基本的に前払いになります。
例えば3/20日に入居する場合、3月分の日割り家賃(3/20から3/31)分と、4月分の家賃を契約時に払う必要があります。駐車場を一緒に借りる場合も駐車場代は家賃と一緒に前払いになることがほとんどです。
当面の生活費も必要
一人暮らしを始めるにあたっては、初期費用だけでなく当面の生活費も確保しておかなければなりません。給料が入るまでの食費、日用品の費用、交通費、病院代や娯楽費など、生活に困らない程度のお金を準備しておく必要があります。
まとめ
一人暮らしをするために必要な費用はこのようにたくさんあります。40~60万円+引っ越し費用と考えると、かなりの出費になることは覚悟しておきましょう。
事前に必要な費用を準備して、焦らずに引っ越し準備に取り掛かりましょう。
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